若者の投票率アップは可能なのか
戦後2番目でしたっけ?投票率が低かったそうです。先日の参議院選挙。そして特に低かったのが若者。この場合該当するのが20代?30代も少し入ってるかな。10代も18歳以上は選挙権あるんでしたっけ。
そんな人達にどうして選挙に行かないのかを聞いた結果がこちら。もちろん大規模な調査ではなく身の回りの若者といった感じではありますが。
世の中の仕組みみたいなものを実感することがあまりないのと、自分の周囲3メートルが幸せであればいいのでは?といった感覚でしょうか。もちろんそれはそれで素晴らしいことではありますよね。
要は、都道府県別に投票率を競わせるというものです。それによって、自分の都道府県が投票率が低いことを恥じて、いろいろなところからプレッシャーがかかる、というのがここで主張されている仕組みのようです。
選挙に行かないこと=現状維持を支持
になってしまうかと思うのですが、何とかそこを変えたいですよね。
現状維持であっても選挙に行くという状態にしたいですよね。
選挙に行くこと自体何も意識高いことでもなんでもないわけで、息をするように選挙に行く社会になってほしいものです。
海外の投票率
日本以外の投票率ってどうなんでしょうね。こちらによると。
日本以外のG7の6ヵ国をピックアップしてみたいと思います。
投票率の高い順に、イタリア75.19%(2013年)59位、ドイツ71.53%(2013年)84位、カナダ68.49%(2015年)97位、イギリス66.12%(2015年)107位、フランス55.40%(2012年)148位、アメリカ42.50%(2014年)185位、となっていました。
といった感じです。イタリア高いですね~これはG7ですが、その他の国で行くと、同じ記事からの引用ですが、
1位 ラオス99.69%
2位 ベトナム99.51%
3位 ルワンダ98.80%
4位 ナウル96.91 %
5位 ギニア96.45%
6位 シンガポール93.56 %
7位 オーストラリア93.23%
8位 エチオピア93.22%
9位 マルタ92.95%
10位 トルクメニスタン91.33%
いずれも90%超え!どうしてそんなに高くなるんでしょうね?
同記事によると10位以内のナウルとオーストラリアではなんと罰金が、シンガポールでは罰則あるのだそうです。
罰則があるのは他にもランク外ですがルクセンブルグ(91.15%)、ベルギー(89.37%)、フィジー(84.60%)、キプロス(78.70%)などがあり、なんと・・・罰金・入獄なのだそうです。。これは厳しい。。ツゲッターで回答していた若者のようなことは言ってられないということですね。。。
じゃぁ強力な罰則を導入すればいいのかというと、ランキング上位3カ国であるラオス・ベトナム・ルワンダはそういったことは何もないのだとか。完全な私見ですが、国内の政情にも関係はしているような気はします。
選挙の度に投票率の低さを嘆く声が上がります。今後どのように解決していけるか継続して考えていかなくてはなりませんね。