ゲロル日記

日々起こったことをつらつらと

フィリップトルシエ監督時代の通訳フローラン・ダバディさんが語る日仏論

フローラン・ダバディさんと聞いてすぐに思い出すのはやはりサッカー日韓W杯の時の日本代表監督フィリップトルシエの通訳でしょう。確かNHKだったと思うのですが、ロッカールームにも取材を入れ、トルシエが選手たちに言っていることを逐次通訳しているダバディーさんの情熱溢れる姿もそこには映っていました。非常に気持ちの篭った通訳で、とんねるずのコント?ではあまりにダバディーさん(石橋貴明)が情熱的にしゃべるので選手がトルシエ木梨憲武)のことではなく、ダバディーさんに連れられてグラウンドに出て行く、という落ちでしたw

そんなダバディーさんですが、実はすごい人です。

高校卒業後、UCLAに短期留学。その後、パリの国立東洋語文化学院(INALCO)の日本・韓国学科に入学し、静岡大学にも短期留学。1997年にINALCOを卒業後、1998年に来日し、映画雑誌「プレミア日本版」の編集者となる。フランス語と日本語、英語、イタリア語、スペイン語ポルトガル語、韓国語の7か国語を操る

 高スペックな文化人だったんですね。そんなダバディーさんが最近の日仏関係について言及しています。

www.newsweekjapan.jp

先月、フランス文学界のスーパースターである現代小説家ミシェル・ウエルベックが4年ぶりの新作『セロトニン』を出版しました。これが、一見すると日本女性をバカにした内容なのです。感情的になっている両国メディアの火に油を注ぐ一方だなと心配になりました。

この作品は実際は日本をバカにしているわけではないのですが、早とちりしてしまう人もいるのでは?現状の両国関係を鑑みて少し心配しているようです。

どこかに叩けるものはないか、そんなことを探している人達がいるのでは?と思うくらいに炎上事件が多いのが現状ですからね・・確かにそういったことは起こるかもしれません。風刺を笑えるような余裕も必要でしょうね。