ゲロル日記

日々起こったことをつらつらと

ヴィクトリア・ベッカムのブランド、「革の不使用」を宣言考える

いろいろと考えさせられますね。

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まずは、こういったファッションブランドが動物の毛皮や皮を使わなくなるのには賛成です。それらがないと人類が生きて行けないというわけではないですし、どうしても大量生産だったり、少ししか使わないで捨てられたりという可能性があると思うからです。アパレル製品(衣料品)の廃棄は年間で100万トンと言われています。要するに大量生産大量消費大量廃棄になっているのではないかと。ファストファッションが出てきてその傾向には拍車がかかっているのではないでしょうか。

一方で、毛皮全てを否定してしまうと若干困る人もいるかもしれません。生きるために動物の狩りをしたり、必要最低限の捕獲などをしてきた人達もいるでしょう。そういった地域に生きている人達にまでファッション業界が出したルールを強要する必要はないと思うのです。

要するに生態系の中で恩恵を受けることを前提に毛皮を利用している人と、全くの娯楽を目的に継続利用もしないのにひと時のファッショントレンドのために消費をしている人では適用されるべきルールが異なるのではないか、ということです。