ゲロル日記

日々起こったことをつらつらと

マクドナルドのV字復活をイメージで語るw

数年前の不祥事が連続していた時期から考えると信じられないくらいの状態ですね。すごいとしか言いようがありません。

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どうやら社長交代は大きかったようです。原田泳幸氏からサラ・カサノバ社長に2013年に交代しています。ちなみに原田氏は日本人では数少ないプロの経営者。

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といっても社長が代われば全てが代わるはずもないので、他にも活躍した人はいるでしょう。確かアパレル大手ワールドの執行役員だった足立光氏もかなり活躍したという話を見たことがあります。とはいえ、タイトル通りイメージで語ってみましょう。

 

原田泳幸氏時代

マックは効率性のみが追求されていたように感じます。効率よく儲けるには、効率よく客をさばくには、効率よく現場を回すには。最優先は効率性。だってファーストフードだから。原田氏が経営者として重視していたのが数字。現場からあがってくる数字。顧客数、顧客単価、店舗毎売上、原価率。そういった数字のみを追求するプロの経営者だったというイメージ。あくまでイメージです。

サラ・カサノバ社長以降

最優先に置くものを顧客ニーズとし、直接声を聞く仕組みを作ったこと。ポテトプレゼントというアプリ「コド」を作ったのがそれですね。別にものすごいことではないとは思います。ただ、効率性よりも顧客ニーズを優先させたわけです。そしてそこから効率性というファーストフードに欠かせない要素を考えたということですね。だから「マックカフェ バイ バリスタ」とか「屋内型プレイランドを設けた小さな子供連れでも安心して遊べる家族専用の客室」なんかが出てきたのでしょう。

効率性だけを考えていたら、子供向けの場所を店内に設けるのは非効率かもしれません。でもマックに訪れるお客さんはそういった場所を求めていたわけですね。それを顧客の声から拾った。文字にするとそれだけではありますが、恐らく一筋縄ではいかなかったのではと予測します。

これから

現状は数字がついてきていますから、いいことばかりが表面化していくでしょう。食品偽装のような問題がいつ起こるかわかりません。現場の声、顧客の声を引き出す仕組みができたのはいいことなので、次なる動きができるかですね。子育てなのか、時短なのか、グルメなのか。今後に期待しましょう。