飲食店、カフェのサブスクリプションサービスは成功するか
スポーツクラブや最近流行りのサロンビジネス、野菜宅配ビジネスなどサブスクリプションサービスを導入しているサービスは増えてきました。月額定額支払いで使い放題とか、そういった感じです。
そしてこの流れに乗ってか、飲食店やカフェでもサブスクリプションサービスを導入するところがあります。少し前に話題になったのがラーメン。
月額8,600円（税抜）で「豚骨野郎」780円（税込）、「汁無し野郎」830円（税込）、「味噌野郎」880円（税込）の中から1日一杯食べれる、というものです。10日ほど行けば元取れる感じですかね。
そして今度はカフェやバー。月額3,000円とか6,500円とかコースによってサービス内容が変わり、1来店で1杯のような形です。バーの方は月額1,500円で1杯無料。
カフェやバーの場合は、とにかく来店してもらうことを目的にしているようにも見えます。来店してくれればコーヒーだけじゃなく、他のメニューも注文してもらえる、という見立てでしょう。お客さんも定額払ってるのであれば行かなきゃ、ということで、来店し、来店したからには何かおいしいものないかな～と買ってしまう。そんな感じだと思います。
要は来店の理由作りといったところでしょうか。そうなってくるとそもそも論になってしまいますが、やはりおいしい、ということがまずは必要でしょうね。そして行く度とまではいきませんが、新商品があるとか、新たな情報が仕入れられるとか、イベントがあるといった刺激があるといいのではないかと思います。
そうなってくると、別にサブスクリプションでなくてもいいという風にはなってきますが、サブスクリプション単体でのメリットは店側にももちろんありますからね。
