十二支の猪と豚は実は一緒だし、ボルトよりも足が速い！

十二支と言えば干支です。今年2019年は猪ですが、実は猪が干支に入っているのは日本だけとか。干支を使っている国としては中国や韓国があるらしいのですが、いずれも猪ではなく豚なんだとか。。

とはいっても、実は分類学的には猪と豚に違いはないのだそうです。学名はSus scrofa。つまり、豚という分類学上のカテゴリーはないというか、猪と豚というのは単純に人間が呼び分けているだけ、というのが正確なところにはなるようです。

そんな猪、豚ですが、実はかなりの俊足です。豚だから足が遅いと思ったら大間違い。なんと時速40キロ以上で走ることができます。時速40キロ以上ってどれくらいかというと、、、人類最速の男ウサインボルトは時速37.6キロです。究極に速いと言われているボルトより速いのです。大きいものだと体重200キロとかあるので、ちょっと人間が対抗できるレベルじゃないでしょうね。

そんな猪、豚が街の中を暴走したら・・・これはもう怖いでしかないですが、そんなことが起こるそもそもの原因を考えてみたほうがいいかもですね。動物って基本的にはですが、無駄な殺生はしないものです。肉食獣だって、自分が食べる以上の狩りはほとんどしないものです。それなのに肉食獣でもない猪、豚がどうして暴走するかというと、恐らくですが、何かしら人間がストレスを与えてしまっているということでしょう。最近は狩りをする人が出てきていると言います。本当に食べるために狩りをするのであればまだいいのですが、娯楽のためにするといった人もいるらしく、そういった行為が猪、豚の恐怖感を煽ってしまっているのではないでしょうか。そもそも人里まで来るような動物ではありませんからね。