ゲロル日記

日々起こったことをつらつらと

イラン戦に向けた提言3つ(アジアカップ2019)

 アジアカップ2019はベスト4まで来ました。サウジ戦に続いてベトナム戦も1-0のクリーンシート達成です。いろいろと言われていますが、とにかくここまで来ました。そして当初から最大の山場と言われていたイラン戦です。

世界ランキング29位がアジア最上位だからというわけではなく、イランは現状アジア最強でしょうね。イランの代表監督になる前は名古屋グランパスの監督をしていたカルロス・ケイロスが長期政権というのも強みでしょうね。

日本はチャレンジャーの姿勢で、守り重視とならざるを得ないことが予想されます。ただ、先日の準々決勝での中国戦を見るに、あまり崩した得点はなく、どちらかというと、縦パス1本のカウンターが多いように見えます。1点目は相手の油断もあったでしょう。 

準々決勝の中国対イラン戦(3-0)

イラン戦に向けた提言3つ

 ということでイラン戦に向けた3つの提言です。

1.ミドルを打て!

サウジ戦、ベトナム戦共にそうですが、攻めのオプションが少なすぎます。前線で溜めが作れないことについて、これからの修正は難しいかもしれません。北川はなかなかフィットしないし、武藤も前線で溜めを作るタイプではありません。大迫はおそらく90分出れないでしょう。となると、溜めは作れませんから、他のオプションが必要です。

そこで、相手を引き出すためにもミドルを打つのです。韓国戦のカタールの得点もミドルでした。ウズベキスタン戦でも塩谷が決めています。今の日本の攻めは規則正しい攻めばかりなので、日本が点を取られないように、相手も点を取られないといった感じになっています。裏を取るのも難しいのであれば、ミドルです。そうすれば相手は出てきますから、そのときには裏を取れるかもしれません。

2.ドリブルでの仕掛け

松木安太郎の肩を持つわけではありませんが、先日の放送で、「おーぉい!」以外にいっていたのが、ドリブルをしろ、でした。ドリブルをすると相手もついてきます。そうするとそこにスペースが生まれるのです。ドリブルしないで規則的なパスばかりをしていると、相手も守りやすいですし、なかなかスペースも生まれません。ドリブルにはリスクもあります。でもそのリスクを冒さないと点は取れないのです。120分持たせてPK戦に持ち込むというのも戦略としてありなのかもしれませんが、覇権奪回を掲げているチームがとる戦略ではないかもしれません。是非ドリブルもしてください。原口元気、乾、伊東、堂安あたりですかね。南野はちょっと周囲が見えてない感もします。

3.カウンターに注意

中国戦のイランの得点はいずれも崩したというよりは、カウンターでしょう。1点目はディフェンダーが処理をあやまった感もありますが。ちょっと吉田麻也と権田のコンビネーションが心配なので、とにかく集中を切らさないようにしてもらいたいです。ベトナムはミスをしてくれましたが、イランはミスをしてくれないかもしれません。

 

1月28日23時から期待してます!