ゲロル日記

日々起こったことをつらつらと

独5部の女性サッカー監督が戦うジェンダーギャップ

世界のサッカー界では女性レフリーと共に女性監督も誕生しつつありますね。もちろん日本も負けていません。

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女性監督も珍しいですが、外国籍でもあります。鈴鹿アンリミテッドの挑戦に注目しましょう。そしてこういったときに出てきたこのニュース。

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女性として初めてドイツ男子サッカーリーグの上位5カテゴリーで指導者になったイムケ・ヴェーベンホルスト(Imke Wuebbenhorst)監督に対して「ロッカールームに入室する際、中にいる選手が服を着た状態かはっきりとさせるため、声をかけるのか」と新聞記者が質問したところ、イムケ監督は「男性器の大きさで選手を選ぶ」と答えたのです。

クロッッペンブルクの公式サイトで監督は「この話題は私を悩ませている。私は自分の性別ではなく、その指導力で評価されたい」と語った。 

 これは、イムケ監督のコメントです。最後のところが重要ですね。女性監督だからといって注目されたい、評価されたいのではなく、純粋に指導力を評価されたい、ということでしょう。

女性監督なのに勝った、女性監督だから負けた、そういった評価ではなく、指導力があったから勝った、指導力がなかったから負けた、そういう評価を受けたい、そういう評価を渇望しているのでしょう。

新聞記者は新聞記者ですから、読者の目の引く質問やコンテンツを作ろうしているのだと思います。ただ、評価を受ける側のこういった気持ちも知るべきだし、おそらく指導力についてのもっと深い質問をすることで、瞬間的に読者をひきつける男性器の話よりももっと深く、長期的に読者をひきつけるコンテンツを作れるはずです。

選手はどんな感じなのでしょうね。一方でイムケ監督の選手への指導方法も気になります。時々女性スポーツでもやたらと男性と同じような、過剰に男性っぽく振舞う人もいたりして、そこはあまり好きでなかったりしますね。

だからといって女性っぽく振舞って欲しいと言うことではなく、イムケ監督オリジナルな指導方法が確立されていくといいですよね。日本の鈴鹿アンリミテッドと共に注目してきましょう。