トラの生息数倍増は嬉しいが・・・
なんとも嬉しいニュースですよね。密漁というなんともおぞましい行為によって絶滅の危機にあったトラの生息数が増えているということなのですから。
「トラは私たちの財産。保護しなくてはならない」と述べるのは、サンジュ・パリヤー（Sanju Pariyar）さん（22）だ。10代で密猟監視グループに加わったというパリヤーさんは、「トラやサイの数が増えれば、観光客が増え、自分たちのためにもなることをみんな分かっている」と話す。
Win-Winの関係になれるのであればこういった考え方もいいのかもしれません。ただ・・・
海外旅行に行った際の写真で、トラと一緒の写真ってよく見たりしないでしょうか？あれ、確かにインスタ栄えする写真かもしれません。ただ、トラにしてみたらいい迷惑だと思うのです。よく知らない人から触られたり写真撮られたり・・・もちろん個人情報とかそういったことは考えていないでしょうけど、とにかくストレスでしかないと思うんですよね。そしてこの記事にあるように、親と引き離されたりといったこともあるでしょうし・・・
最初の記事のネパールは恐らく野生のトラを増やしているのではないかと思います。しかし、2番目のタイの記事ではトラは人間の管理下にある可能性が高いです。そしてもし人間に危害でも加えようものなら、その後に何が起こるか想像したくありません。
タイではこんなニュースもありました。観光の道具にされてしまってる感が満載です。。。トラは観光に役立とうなんてことは全く思ってない、というか思うわけないじゃないですか。完全に人間の都合でしかないわけです。その人間の都合でトラを管理下においたり、はたまた子トラをこんな目にあわせるのはちょっと悲しいとしか表現のしようがありませんね。。
